
双極性障害で糖尿病も発症する?
あおるわけではありませんが、可能性がない話ではございません。
双極性障害と診断されると、大抵、抗精神病薬という薬を処方されることが多いです。
ただし、食欲が強く出る副作用があり、糖尿病の患者には処方できない薬剤もあります。

個人差があり、患者としての個人的な感想の域を出ないが、10年の闘病期間中、4種類以上の抗精神病薬を服用した経験から、多かれ、少なかれ、どの抗精神病薬も食欲が強くなる傾向は、否めないません。
どうしても、食事を気を付けないと、肥満や糖尿病につながりやすいです。
ここ2年くらいで5kgほど体重増加、
今まで通っていた、肥満外来で管理栄養士がいなくなり、カウンセリングと食事指導が受けられなくなり、しばらく通院をやめていたのが、顕著に表れました。
復職から、順調に業務量が増え、肉体労働中心だが負荷の高まりと、食欲は比例します。
一日、15000歩以上を数える日も少なくありません。
手軽にとりやすい、疲れがとれるように感じる糖質、とりわけ甘いものを食べる機会が増え、やがて、習慣になるのです。
医師に相談するが。
心療内科、コレステロール関係の主治医それぞれに、強い食欲と、甘いものへの執着、体重増加、糖尿病の危険性を相談した。
心療内科医は、10年間、断酒している私の場合、ほかの習慣性のある、食物などにその執着が置き換えられる場合もあり、いたし方ない部分もあるが気を付けてくださいと。
コレステロール関係の医師は、血液検査の結果も踏まえ、糖尿病境界域(もう一歩で糖尿病)に達しつつあることを指摘。そのうえで我慢、節制しかないと食事指導なども行っていないとのこと。
肥満外来、糖尿病関連の病院をググりまくった結果
肥満外来という言葉が一時、ブームになったこともあるが、銀座あたりのクリニックだと自費診療で高額の治療費、サプリやら脂肪吸引、やら、違和感が多い。
管理栄養士の食事指導付きのクリニックをネットで、探し当て、ある糖尿病のクリニックにたどり着きました。
血液検査の結果、やはり、境界域という診断は変わらず。
グルコースモニターという血糖値の上がり下がりを24時間記録してくれる機械を取付け、食事日記を付けることとなったのです。
その際、①食物繊維 ➁タンパク質 ➂ミネラル、ビタミン、青汁
を積極的に摂取することを勧められました。
取り組みの結果
今日は、リモートで、電話診療、管理栄養士のカウンセリングでした。(事前にメールでデータ送付済み)
食事内容はおおむね望ましいとのこと。
体重、体脂肪、内臓脂肪レベルも下がっている。
この状態を維持すればもう少し体重も減少するかもしれないとの嬉しいお言葉。
ただしモニターの取り扱いが不十分で、すべてのデータが撮れず。
再度 やり直して、特に、どんな食物が血糖値を上げるのか、検証することに。
糖尿病予防や、ダイエットにも適したおすすめ食材
わずか2か月弱の期間、糖質を避け、食物繊維、ミネラルなどを摂取するのに効果があったと思われる、おすすめの食材を
①紀文 「糖質0麺」
おからとこんにゃくでできた麺。食感は、いわれなければ
普通の麺。特に、昼など、この上から、野菜やゆで豚、海藻などをかけてぶっかけそばを食べてみました。面倒な時は、コンビニの温め野菜スープをチンしてぶっかけてもいい感じです。
➁「ところてん」
これは、一択のおすすめ品はないが、同じものだと飽きるので、いろいろな種類をとっかえひっかえ、買い込んで、空腹のときに食べてみてくださいと。
➂「ニュージーランドの大麦若葉」
管理栄養士の先生おすすめの青汁。これは抵抗なく飲めます。
食べ物だけでミネラルを摂取するのは難しいので、補う意味で。
双極性障害、主治医、薬剤師と処方を確認の上、肥満対策を
双極性障害の多くの患者には「抗精神病薬」が処方されます。
副作用を認識し、常に、個々人で体重管理を怠らず、食事内容には気を付け、対策を考えることは長い闘病生活の中では必須。
「抗精神病薬」は、もともと、統合失調症の患者に用いられているが、最近ではうつ病の患者にも投与されることもあるようです。
体調の回復とともに、体重増加する患者は多いです。多少は、太ることも悪くありません。
回復のための体重増加を超えて、肥満や糖尿病などにつながらないよう、毎朝の体重チェックなど、気をつける意識は必要ですね。
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